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zoom RSS 今年最後の旅は?

<<   作成日時 : 2017/12/26 17:35   >>

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今年も一週間を切りました。各地から本格的な冬の到来を告げるニュースが届いてきます。
12月になると何故か旅に出たくなります。旅といっても2泊か3泊の小旅行が精一杯のこの時期の旅です。
しかし一年の終わりの旅は厳しい冬を感じて旅情を誘うものです。
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壮大な伽藍を持ち、広さが450帖、木造寺院の中では全国で4番目という富山県南砺市の本願寺別院瑞泉寺です。北陸地方は親鸞が広く真宗を広めた地方です。このお寺も本願寺第5世綽如が京都本願寺よりきて1370年に創建し、本願寺別院となっています。総欅つくりの現在の寺は江戸時代の大火で焼失した後、明治13年に地元の大工によって再興されたものです。

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南砺市井波は木彫で有名な所。瑞泉寺の壮大な架構を支える蟇股(かえるまた)と柱には緻密な木彫の装飾が施され、この地域の職人の高度な技をうかがい知ることができます。
その技は木造住宅の欄間彫刻にも活かされ、2間続きの欄間には昔からこの地方の職人が制作した欄間が全国各地に送られ、様々なデザインの高価な欄間が住宅の格式を創っていました。
作家五木寛之の「百寺巡礼」にも登場した瑞泉寺とその彫刻を支えた八日門前町の町並みを見るのが今回の旅の目的です。

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伝統的な木造建築が減少し、井波の住宅に使われる欄間彫刻の需要も激減していますが、この地域の確かな技術を継承していくために彫刻専門学校が作られ、全国から120名もの学生が学校で伝統彫刻を学んでいます。そこに学んだ若い世代の芸術家がこの門前町で新しい感覚の彫刻に挑戦しながら開いている工房もありました。
木と格闘し、手を動かし、手の暖かさを感じる木彫という仕事の価値が現代に続いて行ってほしいものです。
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長く厳しい冬に備えるこの地域。冬ごもりの準備を急ぐ富山を後にして今年最後の旅を終えました。

皆様、無事に今年を乗り越え、良い年をお迎えください。







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