五月雨に煙るみちのくの旅

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                   「五月雨の降り残してや光堂」
と松尾芭蕉の名句を生んだ平泉中尊寺の金色堂です。覆堂に覆われた3間四方の小さなお堂は屋根、壁天井、床建物すべてを金箔を貼った絢爛豪華な見事なものです。極楽浄土を現したといわれ、陸奥に権勢を誇った藤原氏3代の遺体が須弥壇の中に祀られています。(金色堂は撮影禁止ですので上の写真はコピーです。

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金色堂へと続く坂道の両側には樹齢600年の杉の木立があり、芭蕉が訪れた時と同じように5月の雨に煙っていました。

源頼朝に追われた義経が藤原氏を頼みにこの地に逃げ、最後には逃げ切れず自害をしたのはこの地です。藤原氏も頼朝の猛勢にはて、4代でその栄華も終わりを告げた中世の動乱は陸奥まで及んだのです。

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「夏草やつわものどのが夢のあと」の句は平泉を訪れた芭蕉が小高い丘の上から北上川を臨み、
中世の豪華絢爛な文化と動乱の往時を偲んで詠んだ句です。

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中尊寺山内にある白山神社にはもう一つ必見の建物があります。奥州の雄伊達政宗が寄進し、今は国宝となっている荘厳な能舞台です。雪深いこの地に600年もの間この華麗な姿で立ち続け、数多くの幻想的な舞が舞われたことでしょう。伊達政宗は中世以降藤原氏の後ろ盾を失った平泉中尊寺を安堵し、守り続けたそうです。

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